「お灸って、熱いのを我慢すればするほど効くのでしょう?」

って昨日いらした医療系専門職の方に言われたのですが最近の研究でそんな拷問のようなことをしなくてもお灸がちゃんと効くということが分かっています。

2021年のノーベル生理学賞は体表の温度センサー(TRPV1)の研究が選ばれたのですが、鍼やお灸の刺激もこのセンサーを介して自律神経系に作用することが分かってきています。ですから、うちでは火傷をするようなお灸はしていません。

主にツボを刺激するお米の半分~1個分くらいの大きさのものと、熱くなったら取り除く1cm角くらいのものをメインに使っています。あとはおへその上に置いて内臓の働きを活性化するお灸も使いますが温度は熱めのお風呂のお湯位になるように調整しています。

温度はお風呂やサウナ・カイロなどと同じくらいでも熱の特性が違うらしく、おなかが冷えて下しているような時にこの「へそ灸」は絶大な威力を発揮します。

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