鍼灸と漢方薬は東洋医学を構成する両輪です。
現在の東洋医学のベースは約2500年~2000年前に中国で書かれた本です。
日本には奈良時代に伝来して日本人の体質や気候、利用することができる植物(生薬)などにあわせてローカライズされていきました。
特に日本の鍼灸術は大陸と違って細い鍼、繊細な刺激、柔らかい熱刺激を特徴としています。
当治療室では伝統的東洋医学の流派のうち経絡治療を採用し、痛みのほぼない鍼灸治療を実践しています。
また、漢方薬治療は鍼灸と同じ東洋医学的診断方法を用いて一番適切と思われる処方をご提案しています。
煎じ薬をメインに利用していますが、インスタントコーヒーのように成分を抽出して粉にしたものも在庫していますのでご希望に沿ってご案内しています。
鍼灸の方が向いている疾患、漢方薬の方が得意な症状、薬で補っておいて鍼灸の刺激で行き渡らせるなど状況によって治療法も変わってきますのでお体の状態を拝見してご希望も伺ってやっているところです。